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お知らせ 2025.12.19
健康診断で「腎機能異常(eGFR低下・クレアチニン高値・尿蛋白)」を 指摘された方へ
健康診断で「腎機能低下」や「尿蛋白」を
指摘された方へ
健康診断の結果を見て、
- 「腎機能が低下しています」
- 「eGFRが低いです」
- 「クレアチニンが高いです」
- 「尿蛋白が出ています」
- 「要再検査・要受診です」
と言われ、不安になっていませんか?
実際には、ほとんどの方がすぐに透析や入院を心配する状態ではありません。
しかし、慢性腎臓病(CKD)は初期にはほとんど症状がなく、気づかないうちに少しずつ進行することがあります。
腎臓病で本当に大切なのは、現在の数値だけではありません。
「どのくらいのスピードで悪化しているのか」を正しく評価することです。
当院では腎臓専門医が、現在の検査結果だけでなく過去の健康診断や採血結果も参考にしながら、腎機能の変化を詳しく確認しています。
- 「今は様子見でよいのか」
- 「治療や生活習慣の見直しが必要なのか」
- 「将来透析になる可能性はどの程度あるのか」
を分かりやすくご説明します。健康診断の腎機能異常について相談先をお探しの方は、お気軽にご相談ください。
このページでわかること
今の治療や数値に、
少しでも不安を感じている方へ
「様子を見ましょう」と言われるだけで、具体的な対策が分からず不安
健診で「eGFR低下」「尿蛋白」を指摘されたが、専門的な相談先を探している
他院に通院中だが、腎臓を守るために「今できること」をもっと詳しく知りたい
※過去数回分の健康診断や血液検査の結果をお持ちいただくと、より詳細な「減る速さ」の分析が可能です。
腎機能は「今の数字」より「減る速さ」が大切です
健康診断や血液検査の結果に記載されている「eGFR」という数値は、現在の腎臓の働き(%の目安)を表しています。
私たちが最も重視しているのは、この「今の数字」そのものよりも、過去と比べてどのくらいのスピードで下がっているかという点です。
緩やかな変化であれば、年齢相応の変動であり、経過は比較的安定しています。
同じ「今の数字」付近であっても、下がるスピードが速い場合は早期の対策が必要です。
当院では、この数値の変化の連続性を捉え、一人ひとりの「腎機能の減るスピード」を詳細に確認しています。(あくまで一例であり、それぞれの状態・経過により判断は異なります)
当院では腎機能の変化をグラフで確認できます
当院では、当院で継続して行った検査結果を経年的にグラフ化し、腎機能の変化を評価しています。
他院や健診の結果ももちろん参考にしますが、現在の医療システムではそれらを自動的に統合してグラフ化することはできません。
そのため、当院で継続してデータを蓄積し、診察室の画面で視覚的なグラフにして一緒に確認することで、以下の状態が一目で判別できるようになります。
- ・現在の腎機能が安定しているのか
- ・本人が気づかない程度に少しずつ下がっているのか
- ・何か別の要因が重なって急に悪くなっているのか
❓ なぜ同じ医療機関での継続フォローが大切なのですか?
他院や健診の「紙の検査結果」を毎回見比べるだけでは、わずかな減少スピードの加速を見落とすリスクがあります。だからこそ、同じ医療機関で継続して測定を重ね、ひとつのグラフとしてデータを蓄積していくことが、腎機能の危険な変化を正確に把握するために極めて重要です。
すでに「他のかかりつけ医」をお持ちの方へ
🤝 現在通院中のクリニックを変える必要はありません(二人三脚医療)
生活習慣病(高血圧や糖尿病、脂質異常症など)で普段飲まれているお薬の処方や、風邪・一般的な体調不良などの日常的な診療は、現在通われているかかりつけ医の先生にそのまま受けていただいて全く構いません。
当院では、かかりつけ医の先生と役割を分担し、普段の治療をベースにしながら、半年に1回ほどの頻度で専門的な検査を行う「腎臓の定期点検(セカンドオピニオン・共同管理)」を担当させていただきます。今の先生の治療方針を尊重しながら、腎臓の専門視点をプラスする安心の体制です。
おすすめする通院間隔
当院以外に「かかりつけ医」をお持ちで、当院からのお薬の処方が不要な場合(普段のお薬はかかりつけ医の先生に処方していただく場合)、当院への受診は「6か月ごとの専門チェック(年2回)」を一つの目安としておすすめしています。
腎臓は、一度著しく悪くなってからでは元の元気な状態に戻すことができません。だからこそ、「悪くなる前に、変化の兆候をいち早く見つけること」が大切です。
半年に1回の確実な腎臓チェックを取り入れて、10年後、20年後の健やかな未来の身体を、私たちと一緒に守っていきましょう。
よくあるご質問
❓ Q. eGFRが55でした。受診した方がよいですか?
年齢や尿蛋白の有無によって異なります。
一般的にeGFR60未満が3か月以上続く場合は慢性腎臓病(CKD)の可能性があります。
➡ 詳しくはこちら
【eGFRが60未満と言われたら】
❓ Q. クレアチニンが高いと言われました。何科を受診すればよいですか?
腎臓内科または内科への受診をおすすめします。
クレアチニン値だけでなくeGFRや尿検査も合わせて評価する必要があります。
➡ 詳しくはこちら
【健康診断で腎機能異常を指摘された方へ】
❓ Q. 尿蛋白が±でした。様子見で大丈夫ですか?
一時的なこともありますが、持続する場合は慢性腎臓病の初期サインのことがあります。
➡ 詳しくはこちら
【蛋白尿について】
❓ Q. 腎機能低下は治りますか?
完全に元に戻らないこともありますが、進行速度を遅らせることは可能です。
➡ 詳しくはこちら
【慢性腎臓病(CKD)について】
❓ Q. 健診結果だけ持参しても受診できますか?
はい。
過去数年分の健診結果をお持ちいただくと、腎機能の変化をより正確に評価できます。
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