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慢性腎臓病(CKD) 2025.11.17 NEW
尿蛋白・蛋白尿を指摘された方へ。
【腎臓専門医解説】尿蛋白を指摘された方へ。放置が怖い3つの理由と宮脇内科医院の治療ステップ
健康診断で「尿蛋白(±や+)」と指摘され、「どうすればいいのだろう」「様子見で大丈夫かな」と不安になっていませんか?
腎臓病は初期の段階ではほとんど自覚症状がないため、健診結果で異常を指摘されても、そのまま放置してしまう方が少なくありません。しかし、尿蛋白は腎臓が発する最も重要なSOSサインです。
当院は、日本腎臓学会認定の腎臓専門医である内科医師が在籍しており、尿検査の異常の原因特定と早期治療に特化した診療も提供しています。不安を抱えたままにせず、まずは専門医にご相談ください。
章1. 尿蛋白(タンパク尿)とは?
腎臓からのSOSサインを見逃さないでください
尿蛋白とは、尿中に本来漏れるはずのないタンパク質が混じっている状態を指します。
健康な腎臓は、血液をろ過する際に、体に大切なタンパク質を外に漏らさないようにしています。しかし、腎臓のフィルターの役割を果たす「糸球体(しきゅうたい)」が傷つき始めると、タンパク質が尿に漏れてしまいます。
尿蛋白を指摘されたということは、あなたの腎臓がすでにダメージを受けている可能性が高いことを意味します。
章2. 尿蛋白を放置することが「怖い」3つの理由
「今は特に症状がないから大丈夫」と自己判断して放置すると、取り返しのつかない事態に進行してしまうリスクがあります。
- 1. 進行すると治りにくい慢性腎臓病(CKD)になる
腎臓の損傷が静かに進行し、一度失われた腎機能は二度と元に戻りません。CKDは国民病とも言われ、早期の段階で専門的な治療を開始することが、進行を食い止めるために最も重要です。
- 2. 最悪の場合、透析導入が必要になる
腎機能が著しく低下すると、自力で老廃物を排泄できなくなり、「透析療法」が必要になります。早期に専門医の適切な指導を受けることで、この**透末期腎不全への進行リスクを大幅に減らす**ことができます。
- 3. 脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる病気のリスクが高まる
腎臓を守ることは、全身の血管を守ることにつながります。腎機能低下は、心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる重篤な病気を引き起こすリスクを飛躍的に高めます。
章3. なぜ早期に専門治療を受けるべきなのか?(当院の強み)
1. 日本腎臓学会認定 腎臓専門医による精度の高い診断
当院の医師は、「日本腎臓学会認定の専門医」であり、「指導医」でもあった経験から、腎臓病の診断・治療に長年の経験を持っています。尿蛋白の原因が生活習慣病によるものか、腎臓そのものの病気によるものか、専門知識に基づき正確に診断し、個別化治療を提案いたします。
2. 生活習慣病(糖尿病・高血圧)からの腎臓病を防ぐ
腎臓病の主な原因は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病です。当院は、これらの「関連疾患も含めて全身を総合的に診察」することで、腎臓病の真の原因を特定し、将来的な透析リスクを遠ざけます。
3. 安心の連携体制で患者様の未来をサポート
高度な専門治療や入院が必要になった場合も、神戸市内の基幹病院や専門施設との連携体制を整えております。皆様にとって最善の医療を受けられるよう、責任をもってサポートします。
章4. 尿蛋白を指摘された方の当院での診察の流れ
- ステップ1:ご予約
お電話(078-452-5657)またはオンライン予約からご希望の日時でご予約ください。 - ステップ2:健診結果を持参
ご来院の際は、必ず「直近の健康診断の結果(尿検査・血液検査の数値が載ったもの)」をお持ちください。 - ステップ3:専門医による詳細な検査
健診結果に加え、必要に応じて当院にて「再度の尿検査、血液検査、超音波検査」などを行います。ダメージの程度を正確に把握します。 - ステップ4:今後の治療・生活指導
検査結果に基づき、腎臓の現状と今後の見通しを分かりやすくご説明し、具体的な治療計画を丁寧にお伝えします。必要に応じて、当院の管理栄養士の栄養指導(要予約)も提供いたします。
結び
「尿蛋白」は、まだ間に合うサインです。
放置すれば進行する腎臓病ですが、早期に専門的な治療を開始すれば、その進行を遅らせ、健康な生活を長く送ることが可能です。
あなたの腎臓を守るため、日本腎臓学会認定腎臓専門医が在籍する宮脇内科医院へ、まずはお気軽にご相談ください。

