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予防医療 2025.07.11
肥満症外来- 「減量サポート、ウゴービ・ゼップバウンド対応」
🩺
医学的減量マネジメント
(ゼップバウンド・ウゴービ適応診断)
※本外来は完全自費診療となります
当院は「薬を処方する」だけの場所ではなく、医学端拠に基づく体重管理を行う専門外来です。
GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬(ゼップバウンド・ウゴービ等)は強力な治療の選択肢ですが、単なる「痩せ薬」ではありません。適切な適応診断と、医学的なリスク管理があって初めて、安全かつ長期的な体重管理が可能となります。
当院では、内科専門医の視点から患者様の内臓の状態を正確に把握し、10年後の健康を見据えた安全な減量アプローチをご提案いたします。
⏳ 治療スケジュール・通院間隔と「維持用量」
副作用を抑えながら安全に効果を出すため、低用量から開始して原則4週間ごとに段階を踏んで増量していきます。標準的な「維持用量」は以下の通りです。
- ウゴービ: 2.4mg が標準的な維持用量です。
- ゼップバウンド: 10mg が標準的な維持用量です(状態に応じ15mgまで検討)。
⚠️ 安全管理のため、治療中は定期的な再診(原則1ヶ月おき)が必須です。
※実際の増量ペースや最終用量は、体重減少効果、食欲抑制具合、胃腸症状などの体調、またはご予算に合わせて医師と相談の上調整します。最高用量に達する手前(ウゴービ0.5mg〜1.0mg、ゼップバウンド5mgなど)で維持・固定して十分な効果が得られるケースも多く見られます。
📋 費用と料金表 (すべて税込表示)
■ 初診時の費用:計 8,000円
- 初診診察料:5,000円
- スクリーニング血液検査:3,000円
■ 薬剤費用(4週間分)
※注射用針・消毒綿などの付属品代は含まれておりません(別途料金となります)。
| 0.25mg (開始量) | 15,000円 |
| 0.5mg | 25,000円 |
| 1.0mg | 39,000円 |
| 1.7mg | 49,000円 |
| 2.4mg (維持量) | 60,000円 |
| 2.5mg (開始量) | 24,000円 |
| 5mg | 36,000円 |
| 7.5mg | 49,000円 |
| 10mg (維持量) | 57,000円 |
| 12.5mg | 65,000円 |
| 15mg | 72,000円 |
■ GLP-1定期検査セット:3,000円 3か月に1回推奨
長期間お薬を安全に継続し、健やかな減量を維持していただくため、定期的な内臓機能のチェックをおすすめしています。
⚠️ 自由診療のルールと処方できない方
🛑 処方ができない方(禁忌事項)
以下のいずれかに該当する方は安全上の理由から治療をお受けいただけません。
- 妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方
- 2ヶ月以内に妊娠を予定している方
- コントロールできていない精神疾患のある方
- 膵炎の既往歴がある方
- 重度の胃腸障害のある方
- 腎臓・肝臓に機能障害がある方
- がんの治療中の方
- 体重減少により基礎疾患の悪化が懸念される方
- 甲状腺髄様がん、MEN2の既往・家族歴がある方
📝 処方に関する重要なお知らせ・付属品のルール
- 【重要】付属品代(別途物品代)について:上記薬剤費用には、注射に必要な消耗品は含まれておりません。自己注射の継続に必要な【専用の注射針】および【消毒綿】は実費での別途ご購入となります。
[追加物品代(税込) 専用針:1本 110円 / 消毒綿:1個 110円] - 返品・返金の禁止:医薬品の安全管理上、一度お渡しした薬剤の返品・交換・返金はいかなる理由(副作用による自己中断等)でもお受けできません。
- 価格変動について:税率変更、製薬会社の納入価格変動、世界的な需給バランスの変化等に伴い、予告なく価格を改定させていただく可能性がございます。
📊 採用薬剤の特徴と医学的エビデンス
🧬 GLP-1受容体作動薬「ウゴービ」
2023年に国内承認された肥満症治療薬です。インスリン分泌を促進して食後の血糖急上昇を防ぎ、中枢神経系に作用して食欲を抑制、胃の排出を遅らせて満腹感を持続させます。
🧬 GIP/GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド」
2025年に承認された新しい注射薬です。「GIP」と「GLP-1」の2つの受容体に作用する『ツインクレチン』で、食欲抑制に加え、脂肪代謝やエネルギーバランスの改善に多角的に働きます。
📈 ウゴービとゼップバウンドの比較エビデンス(SURMOUNT-5試験)
2025年5月に発表された最新の臨床試験「SURMOUNT-5試験」では、2型糖尿病を有さない肥満の成人751人を対象に、両薬剤の減量効果が比較されました。
治療期間は72週間で、両薬剤を最大推奨用量(ウゴービ2.4mg、ゼップバウンド15mg)で週1回皮下注射するデザインでした。
【主要評価項目】体重の変化率(どれくらい体重が減ったか)
- ウゴービ: 平均で体重の 13.7%(約15.0 kg)減少
- ゼップバウンド: 平均で体重の 20.2%(約22.8 kg)減少
つまり、ゼップバウンドのほうが、ウゴービよりも約1.5倍近い減量効果を示しました。
(出典:The New England Journal of Medicine)
【副次評価項目】
さらに副次評価項目でも、ゼップバウンドがウゴービを上回っていました。
| 評価項目 | ウゴービ | ゼップバウンド |
|---|---|---|
| 体重の25%以上を減らせた人の割合 | 16.1% | 31.6% |
| ウエスト周囲径の減少 | 平均 14.7 cm | 平均 20.0 cm |
(出典:The New England Journal of Medicine)
このように、ゼップバウンドは非常に高い減量効果が期待できる治療薬ですが、ウゴービも十分に優れた治療成績を示しています。
当院では、体重・合併症・目標体重に加え、治療費のご負担も含めて総合的に判断し、無理のない治療方針をご提案します。
🏥 診療の流れ
当院では安全性を最優先するため、以下の手順で診療を行います。
問診および肝機能・腎機能・膵機能などを確認する血液検査を行います。
※安全確認のため、初診当日の薬剤処方は行っておりません。
血液検査の結果を医師が精査し、安全性が確認できたのち、患者様とご相談の上で具体的な処方内容や治療プランを決定します。
本外来は、健康リスクを伴う肥満(原則 BMI 25以上+合併症、またはBMI 30以上)の方を対象とした「治療」です。美容のみを目的とした安易な処方は行っておりません。
※BMI 23以上27未満の方でも、合併症の状態を医師が評価し、医学的に必要と判断された場合に限り検討します。
医師があなたのライフスタイルと検査数値に合わせたプランをご提案します。
まずはお気軽にご相談ください。
予約フォームの備考欄に「医学的減量マネジメント希望」とご記入ください。

