医療法人社団 元就会 宮脇内科医院<br> 腎臓内科・糖尿病内科・循環器内科<br>  <br>

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ニュース詳細 「10年後の自分も、今と変わらず健やかであるために。今の腎臓を大切にする、一歩進んだ保存期ケア。」

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お知らせ

「10年後の自分も、今と変わらず健やかであるために。今の腎臓を大切にする、一歩進んだ保存期ケア。」

あなたの健康と腎臓を守るために


はじめに

当院は透析施設を持たない、透析予防を目的としたクリニックです。

健康診断などで「腎臓の数値が少し悪いですね」と言われたことはありませんか?あるいは、高血圧や糖尿病などの病気を抱えている方は、将来的に腎臓が悪くなる可能性を心配されているかもしれません。

もし、何らかの不安を感じているのであれば、ぜひ「腎臓内科医」の診察を受けることを強くお勧めします。

「腎臓内科医」と「非腎臓専門医」、どちらの先生もあなたの健康を真剣に考えてくれますが、腎臓専門医だからこそ提供できる専門的な知識と治療があります。

当院では「腎臓内科医=かかりつけ医」となります。

 

1. 腎臓内科医とは?


「腎臓の専門家でありながら“人をまるごと診る医師”」

「腎臓内科医」と聞くと、「腎臓だけを診る医師」というイメージを持たれるかもしれませんが、その役割はとても幅広く、全身の健康に深く関わります。

腎臓は、老廃物のろ過だけでなく、血圧調整、貧血予防、骨の健康維持など多くの臓器と関係しています。特に、慢性腎臓病(CKD)の患者さんには、糖尿病・高血圧・心臓病・貧血・骨の病気など、さまざまな不調が重なっていることがよくあります。

腎臓内科医は、風邪や関節の痛みなど、腎臓とは直接関係のない日常的な不調に対しても、“その人全体”を見ながら丁寧に向き合います。必要があれば他科と連携しながら対応し、患者さんの長期的な健康を支える重要な役割を担っています。

こうした幅広い視野と専門性を持つ腎臓内科医は、全身の情報を整理し、最適な道筋を患者さんと一緒に考える頼もしい存在です。まさに“少し特別な総合診療医”とも呼べるかもしれません。

 

2. CKDと診断される前から腎臓内科医を持つことの重要性


「まだCKDとは診断されていないから大丈夫」と思っていませんか?腎臓病は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期には自覚症状がほとんどありません。知らないうちに病気が進行し、気づいた時にはかなり悪化しているケースも少なくないのです。

実は、CKDと診断される前から腎臓内科医を「かかりつけ医」として持つことが、将来の腎臓の健康を守る上で非常に重要です。

  1. 1. 早期リスク評価と予防的介入

    • 腎臓内科医は、高血圧、糖尿病、家族歴などのリスク要因を詳細に評価し、CKDの発症を未然に防ぐための具体的な治療を早期から行うことができます。
    • 健康診断の数値にわずかな異常が見られた段階で相談することで、病気の芽を摘み取ることが可能になります。
  2. 2. オーダーメイドの生活指導

    • 個々の生活スタイルや既存の病気を考慮し、腎臓に負担をかけないための具体的な食事指導や運動のアドバイスを提供できます。
    • CKD発症前の段階から、腎臓に良い生活習慣を身につけることは、将来の腎臓病予防に直結します。
  3. 3. 他の疾患との兼ね合いを考慮した治療

    • 高血圧や糖尿病の治療薬が腎臓に与える影響を考慮し、最適な薬の選択や用量調整を行うことができます。
    • 全身の健康状態を見ながら、腎臓を守るための治療計画を立ててくれるので安心です。
 

3. なぜ腎臓内科医がCKD(慢性腎臓病)の進行抑制に優位なのか?


CKDは完治が難しい病気ですが、腎臓内科医による適切な治療と管理で、その進行を遅らせ、透析導入が必要になる時期を大幅に遅らせることが可能です。

  1. 1. 早期発見・早期介入の専門性

    • 腎臓病特有のマーカーやGFR(糸球体濾過量)などの数値を詳しく評価し、わずかな変化からCKDの兆候を早期に発見できます。
    • 非腎臓専門医では見逃されがちな軽度の異常も、腎臓内科医であれば見逃さず、適切なタイミングで治療を開始できます。
  2. 2. 病態に応じた最適な治療選択

    • CKDの原因(糖尿病性腎症、高血圧性腎硬化症など)に応じた最適な薬物療法を選択し、個々の患者さんに合わせて細かく調整します。
    • 腎臓に負担をかけにくい薬剤の選択や、複数の薬剤の組み合わせなど、腎臓を守るための知識と経験が豊富です。

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  1. 3. 合併症の予防と管理

    • CKDが進行すると引き起こされやすい、高血圧、貧血、心血管疾患などのリスクを早期に評価し、適切な予防策を行います。
    • 特に心臓への負担(心腎連関)を考慮した治療も行うことができます。
  2. 4. 食事療法・生活習慣指導の専門性

    • 病期の進行度に応じて、塩分、タンパク質、カリウム、リンなどの摂取量を細かく指導し、治療効果を最大限に高めます。
  3. 5. 透析導入・腎臓移植へのスムーズな移行

    • 透析導入のタイミングの見極めや、透析方法の選択、移植に関する情報提供など、一貫した包括的な支援を提供します。

参考文献

CKDの進行抑制における腎臓専門医の重要性は、国内外の様々なガイドラインや研究で強調されています。

  • 日本腎臓学会「CKD診療ガイドライン」:CKDのステージが進行するにつれて、腎臓専門医との連携の必要性が高まることが示されています。
  • KDIGO (Kidney Disease: Improving Global Outcomes) ガイドライン:国際的な診療ガイドラインであり、専門医の役割が重視されています。
 

4. まとめ


あなたの腎臓は、一度悪くなると元に戻すのが非常に難しい臓器です。

少しでも腎臓に不安を感じた際には、迷わず「腎臓内科医」の診察を受けることを強くお勧めします。

特に、まだCKDと診断されていなくても、高血圧や糖尿病などのリスクがある方、あるいは健康診断で腎臓の数値に軽微な異常が見られた方は、早めに腎臓内科医を「かかりつけ医」とすることで、将来の腎臓病のリスクを大きく減らすことができます。

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