医療法人社団 元就会 宮脇内科医院<br> 腎臓内科・糖尿病内科・循環器内科<br>  <br>

ニュース詳細WHAT's NEW

ニュース詳細 GI値(グリセミック・インデックス)

ニュース詳細WHAT's NEW

未分類 NEW

GI値(グリセミック・インデックス)

GI値(グリセミック・インデックス)は、食品が血糖値に与える影響を数値化したものです。GI値が高い食品は血糖値を急激に上昇させ、低GI食品は緩やかに上昇させます。ただし、「GI値=低カロリー」ではないことには注意が必要です。

 

食品のGI値の分類


GI値は、炭水化物を含む食品を摂取したあとの血糖値の上昇速度を測定し、ブドウ糖を基準(GI値100)として比較します。

  •  
  • ●高GI食品(70以上):
  •  白パン、白米、スナック菓子、ジャム、じゃがいも、サトイモ、ニンジンなど
  • ●中GI食品(56-69):
  •  オートミール、ライ麦パン、パイナップル、柿、さつまいも、アイスクリームなど
  • ●低GI食品(55以下):
  •  全粒粉パン、そば、りんご、いちご、葉物野菜、きのこ類、豆類、牛乳、バター、肉類、魚介類など

 

GI値と食事の関係


GI値の低い食品を選ぶことで、血糖値の急激な変動を抑え、エネルギーの持続や満腹感の維持が期待できます。例えば、白米の代わりに玄米や雑穀米を選ぶことで、血糖値の上昇を抑えられます。

 

また、食事の順番も重要です。野菜や食物繊維が豊富な食品を先に食べることで、糖の吸収が緩やかになり、血糖値の急上昇を防ぎ、満腹感を長持ちさせることができます。

 

さらに、食物繊維が多い食品は噛み応えがあるので、自然と咀嚼回数が増え、満腹感を得やすくなります。

 

酸味をプラスするとさらに効果的です。
酢やレモン汁を使うと血糖値の上昇が緩やかになります。

 

例えば、

  • ・酢の物(もずくやわかめ入り)
  • ・ピクルス
  • ・サラダにレモン汁をかける
  •  

ちょっとした工夫で、血糖値のコントロールをサポートできます。

ぜひ取り入れてみてください。

 

 

GI値を意識した食事を取り入れることで、健康的な体づくりに役立ちます。気になる点があれば、お気軽にご相談ください!

ページトップへ戻る